ビカク出戻り
ビカクシダについては、もう一株だけ残った強健種のビフルカツムを、放置プレーで育てていれば満足と思っていたのに、おもいっきり出戻りました
去年はいろいろと手違いがあってグランデを頂いたし、今年はついにエレファントティスを購入してしまった
このまま行くと、コロナリウムやらリドレイとかもまた購入しそうで怖いw、現実問題今の家では安全に越冬させる環境を作れないけど
エレファントティスはこれで3株目ですが、過去の2株はそこそこ大きな株を蘭の販売業者の方から譲って頂いた、売り物ではなく個人的に育てていたものが大きくなりすぎて、扱いに困っていたものを引き取った
その2株は、引越しの時に置く場所がなくなり、知り合いに譲ることになった、一株は残念ながらロストしてしまったそう
もう一株は今も健在で、去年の冬にその時の状態を写真で見せてもらった、いい感じに巨大化していた、私よりも経験値があり植物を育てるのが各段にうまい方なので、そこで可能な限り長生きしてほしいところ
購入株
若干非対称の胞子葉がちゃんと2つ出てる、貯水葉は2枚と新芽が1枚で始めてる、いい感じの株
鉢よりも板付けの方が、水分のコントロールがしやすいと思うので、板付けに変更した
使用したのはコルク板で、昔ビカクを育てていた頃に購入したものが余っていたので、それに板付することにした
水苔は、リプサリスやらディスキディアの挿木に使うために、ホームセンターで購入したチリ産の水苔があったのでそれを使用、ただこの水苔が色々問題・・・
前日にバケツに水を張って、その中に必要な量をつけて戻して使用、水苔の戻し方もいろいろとあって、うちでは昔からこの方法、少量の水で戻す方法の方がいい気もするけど、水の分量間違うと面倒なのと作業性が悪いと思う
株を鉢から抜いてみると、用土は水苔の単用でそれほど傷んでいない、ただ、入ってた固形肥料の量が異常に多い、灰色の表面がなめらかな3㎜位の球状の化成肥料、これどこかで見たけど銘柄忘れた
添加の適量は肥料によって変わるとは思うけど、それでも入っていた量は異常に多いと思う、その量で問題を起こしてないようなので、肥料をこれくらいまでは入れても大丈夫というのが分かった
根っこは鉢のヘリまで到達していてよく張っていた、水苔の痛みが少ないので、板付の邪魔になりそうな部分だけ水苔をとり除いて下準備をした
株の方向は2つ出てる胞子葉だと思われる方を下に、これで合ってると思うけど若干自信なし、貯水用が伸びている方向の角度が違うので、取り付け角度をどうするのか決めきれず、中間位置にしたので後々問題になるかも
板付けは、コルク板に水を絞った水苔を載せて小山状に土台を作り、その上に株を載せて、さらに隙間に水苔を詰めていって形を作る、水苔は比較的硬めに詰めた
もった水苔の周辺付近に2mmのドリルで穴を8箇所開けて、1mmのアルミ線を通して株を固定、これ先に穴開けておくのを忘れて、後から株がずれないように手で押さえながらドリルを使って穴をあけたので、一度水苔が崩れてしまいやり直した
上部には2箇所吊り下げ用のアルミ線を通す穴を3mmのドリルで開けた、そこに3mmのアルミ線を曲げて作った吊り下げ用の固定具をつけた
コルク板付終了
1週間ほど完全日陰に吊るして養生
2022/08/01
光の具合が適するいい場所が見つからなかったので、とりあえず吊るす場所を日陰から明るい日陰に移した
水やりは一応気を使っている、おそらく適当にびしゃびしゃに湿った状態にすると根腐れを起こすので、たっぷり潅水した後下側の水苔が生乾きになったころにまた潅水、この水苔の量でうちの環境だと3日くらいでその状態になる
2022/08/07
一週間程度でも貯水葉が伸びているのが分かる、動き出してることが実感できて一安心
2022/08/17
また一周間で貯水用が大きくなった、貯水用の成長速度が上がった
新芽が出てきた、普通に考えて貯水用でしょうね、トリコームはところどころ剥げてるけど、おおむねいい状態だと思う
反日陰くらいで午前中は1、2時間日が当たる置き場所を考えないといけないけど、おそらくそんな理想的な場所うちにはないのでどうしよう
