グランデ【定点観測】
グランデかスーパーバムか問題
去年の秋というか、もう冬といってもいい時期に、知り合いの知り合いがコルク板とポットに入った苗をもって来て、コルクへの固定をお願いされた、自分でやってもうまくいかないとのこと
株小さいし春まで待つことを提案したのに、どうしても直ぐにやって欲しいということだったので、一時的に預かり時間が取れたときにコルクへの固定はした
その後、いろいろと諸事情があって、ずっと引き取ってもらえず、結局春に所有権を放棄されて、そのままこちらが育てることになった、こうなるなら春になってからもっと大きい杉の板に付けたよ
ちなみに、植物名が分かるラベルはついていなかった、購入した時にはお店の人に「グランデ」と言われたらしい、胞子葉が出ないと確実な判別はできないけど、葉脈の状況から「スーパーバム」の可能性大
加温設備がないのに寒い時期に板付けしてしまったし、うちの室温で春まで体力が持つか微妙なところだと思っていた
同じ場所でビフルカツムは越冬できたけど、うちでは屋外でも越冬できるビフルカツムの実績は、何の保証にもならない
吊るしてあった場所の温度計にメモリ機能があったので夏になってから確認すると、去年の冬の最低室温は5.6℃
確か去年の冬の間に、数日は外のサラセニアの腰水が凍ったことがあったはずなので、数日はこのくらいの室温まで下がってたと思われる
とにかく冬の間は乾燥気味に、水やりは霧吹きがメインで水分を少な目にコントロールして何とか乗り切った
屋外管理開始
3月下旬に屋外に出した、写真は一か月後の4月中旬に撮影、とりあえず一日中日陰になるところにつるした
新芽は全く動いていない、展開している貯水葉は3回りほど大きくなった、外に出してから葉っぱの成長が徐々に加速してる
GWごろに置き場所を半日陰、午前中に1~2時間日の当たる場所に移した
ついでに固形肥料を水苔に埋めてる、肥料の袋から移し替えていたので正体不明の肥料だったけど、確かib化成肥料だったはず、それをを2個ほど貯水葉の上側の裏に入れた
施肥は根っこに当たらないようにとか、専用のカップ使用した方がいいとか、いろいろとあるけど、いつも適当に水苔にダイレクトに突っ込んでる、液肥は使ったことがない
2022/05/15
写真がないけど、2枚目の貯水葉を右側に展開してあっという間に大きくなった、葉っぱの上部先端が成長して吊り下げ用のフックに干渉しはじめた
納得せずに作業したのでコルク付適当w、穴もあけずにアルミ線で株をぐるぐる巻き
2022/05/29
左側に3枚目の貯水用の新芽が出てきた
2022/06/08
新葉がはっきりと分かるくらいの大きさになってきた、2枚目の貯水葉よりも成長がずいぶんと遅い
2022/07/18
3枚目の貯水葉の展開ほぼ終了、上にでっぱりの出てる特徴的な形状の葉っぱに成長した、成熟株でクラウンに例えられる貯水葉の片鱗が見え始める
順調に左右交互に貯水葉が出てきてるし、上部の形状変化を見ると、取り付けの方向は間違っていなかった模様
2022/08/01
迂闊だった、葉焼けさせてしまった、太陽高度が変わっているのに気が付かず、気温が37℃超えてた日の午後に、直射日光を浴び続けていた翌日にこうなってた
同じ場所でビフルカツムは全然無事だったので、強健種と言われているだけのことはある、さすがだわ
そして、4枚目の貯水用の新芽が出てきた、規則正しく左右交互に出てくるので今度は右側
2022/08/17
葉焼けの被害が広がっていて痛々しい、葉焼けは思ったより被害甚大っぽい、4枚目の胞子葉は順調に大きくなってる
とある生産者さんのお話では、グランデの水苔は少なめにして乾燥気味にした方が、成長がいいので板は小さ目で大丈夫、という話を聞いた
しかし、さすがにコルク板小さすぎる、来年以降に大きい板に付け変えないと厳しいと思われ